飼い猫の話を中心に、漫画だの小説だの日常の話も少々。
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ダ・ヴィンチ特番対決。
2005年03月28日 (月) | 編集 |
3/12にフジで「超時空ミステリー・世紀の天才ダ・ヴィンチ最大の謎と秘密の暗号~ダ・ヴィンチ・コードの真実に迫る!~」(長げぇよ!)が放送されたと思ったら、3/26には日テレで「ビートたけしの歴史的大発見/名画モナ・リザはもう一枚あった」が放送された。どちらも「ダ・ヴィンチ・コード」を下敷きにした特番であるが、面白いのは両番組のアプローチの差である。フジはダ・ヴィンチ・コードの謎を辿る一方でダ・ヴィンチの人生にもスポットを当てていた。(竹中直人が外人に混じって演じているのに意外にも違和感無かったのに驚いた)対して日テレは謎の中でもマグダラのマリアの謎に焦点をあて、「2枚のモナリザ」に一点集中した感じ。

で、見た結果大いに納得して感動できたのは日テレの方だった。探し当てた「アイルワース版モナリザ」の真贋はさて置き、「本物だ」と言われれば充分納得してしまう程の素晴らしい絵だったのは真実だったので、ドキドキしたし今ルーブルにある「モナリザ」はマグダラのマリアを描いたものではないかという結論は充分納得させられるものであった。司会がたけしって所も番組を高く見せてたように思う。途中で現れた限りなく胡散臭い美術研究家を「白頭鷲」「いつ飛んで行くかと思った」といじる事も忘れない。他にゲストに大竹しのぶと何故か桜井翔が出てたのだが(後は芸大教授)、それも良い感じで華を添えていたのも点数が高かった。

ただ、唯一チェックを入れるなら『マグダラのマリアが娼婦だった』は、後年教会が捏造したもので、そんな記述は聖書には無いって事に一切触れなかった事かな。「娼婦だったマリアを愛したキリスト」→「子供も産まれた」→「人類愛って素晴らしい」って安直な結末で終わらせてしまったのはなんだか納得できなかった。「ダ・ヴィンチ・コード」では「救世主の子を産んだ重要な聖女なのに娼婦にされてその存在を抹殺された悲劇の女性マグダラのマリアの真実」をダ・ヴィンチが絵に秘めて後世に残したって論調だったと思うのだが。かなり違う結末になるぞ、日テレ。「ダ・ヴィンチは良くやったと褒めてくれるだろうか」なんて自己満足に耽っている場合ではない。褒めるどころか「全然伝わってないじゃないかYO!ヽ(`Д´)ノ」と怒ってるに違いない。

その点をフジはきっちり押さえていたのだが、残念な事に煽り文句だけは派手で色々散漫だったって辺りが敗因だった(途中で寝てしまった程だ)。ダ・ヴィンチ考案の持ち運べる橋なんか作るよりも他にやる事あっただろうに。ちなみにフジのレポーターは藤木直人と米倉涼子であった。まぁ良くも悪くもない人選ではあったが、日テレのたけしに比べたら迫力と高級感に欠けちゃうんだよな。でも、うっかり奥田瑛二を持ってこなかった事は褒めたい。あれは駄目だ。うんちくばっかで鬱陶しい事この上ない。「すっげぇ!」「凄い~~」しか言えない二人の方がまだ可愛げがあるってなもんだ。

で、両番組を見て思った事はどんな謎を仕込もうが、それが後世に残らないと何の意味も無い訳で。ちゃかっかり謎を秘めた作品がどれも後世に貴重な人類の至宝になって、自動的に全世界の人の目に触れ、かつ研究され続けているようなものを創り上げたダ・ヴィンチの力と強烈な自信に感動を覚える訳だ。彼には描き上げた時点でこうなる事が分かっていたんだと思う。こうなって来ると最後まで手放さなかったもう一つの作品「洗礼者ヨハネ」にも何か暗号が仕組まれてそうな気がしてくる。

どうでも良いが、ヴィンチ村にあったマグダラのマリア像がめちゃくちゃ怖かったんですが。貞子の恰好した剛にしか見えなかった(((;゚д゚))) どんな荘厳な音楽流されても美辞麗句で飾られてもあれだけは無理。ダ・ヴィンチが私にとっての一番の謎かも知れない。
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